八戸市や青森県南エリアのイベント会場で、家族連れの行列ができることもある人気の似顔絵ブース。

以前から気になっていた「似顔絵師ONIY(オニー)さん」にお話を伺う機会をいただきました。

優しいタッチの似顔絵の中には、どんな想いが込められているのでしょうか。

↑メガネの女性がoniyさんです。

プロフィール

似顔絵作者ONIYさんのプロフィール 
2015年にイラストレーターとして活動スタート。 
2023年から出張絵画教室を開催。
2025年アートベース開設 
幼稚園教諭、保育士経験を活かし、気持ちによりそう指導を目指します。 
鬼柳容子(おにやなぎ ようこ) 

絵が好きだった少女時代から似顔絵師へ

ONIYさんは小学生の頃から絵を描くことが大好きだったそうです。

少女漫画を真似して描いたり、学校のポスター制作を頼まれたりと、自然と周囲から絵を求められる存在でした。

「友達や先生のリクエストに応えながら描くのが楽しかったんです」

その後、保育士として働きながら結婚・出産を経験。

しかし、自身の子育てと保育士としての仕事を両立する中で、ある思いが強くなっていったと言います。

「自分の子どもには伸び伸び育ってほしいと思う一方で、保育園では集団をまとめる役割が求められます。そのギャップに悩みました」

ご主人の理解もあり、保育士を退職。

27歳の頃から、自宅で似顔絵を描く仕事を本格的にスタートしました。

顔だけでなく「その人らしさ」を描く

「人の顔を見るのが好きなんです(笑)」

そう話すONIYさん。

輪郭や鼻、口、耳など、その人ならではの特徴を自然と探してしまうそうです。

しかし、ONIYさんが本当に大切にしているのは、顔のパーツだけではありません。

「その人の持つ雰囲気や表情を表現したいんです」

似顔絵を見ると、思わず笑顔になる。

そんな温かさの理由が少しわかった気がしました。

「あなたの絵が好き」の言葉が励み

これまで似顔絵を描いてきて、一番嬉しかったことを聞いてみました。

「何度も依頼してくださるお客様から『あなたの絵が好き』と言ってもらえたことです」

毎年のように家族の記念似顔絵を依頼してくれる方や、グループの似顔絵を定期的に注文してくれる方もいるそうです。

作品だけでなく、人とのつながりも大切にしているONIYさんらしいエピソードでした。

子どもたちの可能性を広げる「ぼくらのアートベース」

ONIYさんは似顔絵だけでなく、「ぼくらのアートベース」というアート教室も運営しています。

ここは絵の上手・下手を学ぶ場所ではありません。

子どもたちが「自分らしく表現できる場所」です。

描き方の指導よりも、

「何を作りたい?」
「どんなことをやってみたい?」

という子どもの気持ちを大切にしています。

時には子どものリクエストに応えて、ミシンや流木などを準備することもあるそうです。

そんな積み重ねが子どもたちとの信頼関係を育み、創造力を大きく広げています。

教室は手ぶらで参加OK。

さまざまな画材に触れ、水の量で変化する色彩を体験しながら、「できない」ではなく「どうしたらできるだろう」と考える力を育んでいます。

現在は八戸市内だけでなく、六ヶ所村や久慈市から通う子どもたちもいるそうです。


★ぼくらのアートベースについて詳しくはこちら

ONIYさんにとって似顔絵とは?

最後に、ONIYさんにとって似顔絵とは何かを聞いてみました。

返ってきた答えは、とてもシンプルでした。

「コミュニケーションです」

元々は口下手だったというONIYさん。

言葉では伝えきれない想いを、絵で表現してきたそうです。

だからこそ、一人ひとりの雰囲気や人柄を大切に描いているのだとか。

イベント会場でONIYさんの似顔絵を見かけたら、ぜひ一度足を止めてみてください。

きっと、自分でも気づいていない“その人らしさ”を絵の中に見つけられるかもしれません。

連絡先

似顔絵師oniy Instagram

ぼくらのアートベース Instagram

投稿会員プロフィール

し〜もくん
し〜もくんパパママふぁいと協会 代表
ママパパのお役立ちショップ、グルメ、遊び場、イベントなどを紹介します。お楽しみに!

「子育て・親学びで」子どもの夢を実現しようをキャッチフレーズに活動をしています。みんなで八戸エリアの子育て文化を高めていきましょう。